著者

高岳史典

8年間パラレルワーカーを続けてわかった成功の心髄

2021/09/08 10:24

#06

メインコラム「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」

─ 7度の転職を経験し、そこから起業した筆者が、その過程で体験・体感してきたことのなかから、皆様のお役に立つのではという“エッセンス”を記していきます。成功、失敗、転職、組織、人間関係、仕事観や人生観など、ビジネスにおける知恵、または知恵に昇華できそうなコンテンツにしてお届けするので、ぜひご一読ください。

転職についての考察編 

前々回から続く「転職」についてのお話です。

 
その1:『転職と天職』(前々回)
その2:『日本企業?外資系企業?』(前回)
その3:『パラレルワーカーの3つの要諦』(今回)
 

今回は3回目で最終回!

『パラレルワーカーの3つの要諦』

友人から「転職します!これを機に『パラレルワーカー』始めます!」とメッセージが来ました。

この「パラレルワーカー」という言葉、ここ3年ぐらいでしょうか、巷で頻繁に聞くようになりました。端的にいえば、一つの会社、一つの職場にこだわらず、本業・副業ひっくるめていろんなことを掛け持ちながら働いていく人のことでしょうか。(定義はいろいろあるかもですが、まぁざっくりこんな感じかと)

そういう意味では僕自身も45歳の時にULTRACHOPを起業して以来バリバリのパラレルワーカーです。まぁ、飲食業だけでは食っていけなかったから他のこともやらざるを得なかったのですが苦笑

ULTRACHOPを始めてからの5年間は飲食業をメインに、企業コンサル、大学講師、某省庁の委員など、多岐にわたる「パラレルワーク」をしていました。

50歳でビスポを起業してからは、ULTRACHOP以外の仕事はやめて、基本的に朝から晩まではビスポ、夜と週末はULTRACHOPみたいな働き方になっています。(もちろん日々の中で交錯しますが)

そんなわけで、わりと激しめの「パラレルワーカー」生活を今も続ける身として、その要諦?みたいなものを3つだけあげてみたいと思います。

1. 全てにおいてプロフェッショナルであること

これが一番重要です。

パラレルワーカーを始める人の多くは、メインの仕事に加えて、サブで仕事を始めるという方かと思います。そして、それはその人にとってはサブ、あるいは副業かもしれません。

一方で、その仕事を依頼する側からすればサブとか副業とかは関係ありません。

賃金を支払った対価としての成果物を求めるのみです。

すなわち、当たり前なのですが、メインであろうがサブであろうが、本業であろうが副業であろうが、プロフェッショナルとしての成果を出さなくてはなりません。

副業だから、ちょっとぐらい質が落ちても仕方ない、時間をかけて質を高められなくても仕方ない、では済まないのです。
もしそんなパラレルワーカーが増えるならば経済や社会として不幸であり、そんなパラレルワーカーは退場させられるべきです。

僕自身のケースで言えば、ULTRACHOPを始めて以来、期せずして様々なパラレルワークをすることになったのですが、当然ながら対価に見合った成果物を出すためにどれ一つ手を抜かず、むしろ期待値を越えることを課していました。

当然「飲食業をメインにやってるんで」なんて言い訳は通用しません。

そして、ビスポを起業して、これらのパラレルワークを辞めました。

ビスポをやりながら、他の仕事のクオリティを担保することが不可能だったからです。

パラレルワークを始めたら、全てがプロとしての仕事になる ー これは心すべきだと思います。

 

2. あらゆる仕事をなるべく連動させること

パラレルワークを始めると(そしてそれがうまくいくと)、当然ながら本業以外の仕事が増えていくことなると思うのですが、それらの仕事がそれぞれに連携する状況が理想的です。

よほど器用な人でない限り、全く違う職種をマルチにやっていくということは相当に難しく、やはりコアとなる自分の得意分野みたいなものがあって、そこからいろんな仕事が派生していくのが理想だと思います。それによって全体の質や効率もさらに上がっていくからです。

実際マルチに活躍していると思われる人も、もとは一つの得意分野から始めてそこからどんどん派生していった方が多いのではないかと思います。

このWISSでも連載されているMBさんなんかもその素晴らしい例ですよね。

自分自身の話で言えば、今ULTRACHOPとビスポをどちらもフルタイムで取り組んでいます。どちらもフルタイム、とはどういうことでしょう?

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