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高橋祥子

第5回 生命科学的に「頭がいい」とはどういうこと?

2021/11/05 10:21

みなさん、こんにちは。ジーンクエストの高橋祥子です。このニュースレターでは、生命科学の研究者として生命のしくみや原理・原則を解説しながら、それを知ることがビジネスシーンにも活用できることを経営者の視点から紹介します。

第5回は、頭のよさについてお話しします。「頭がいい」とはどういうことなのでしょうか。「頭がいい」の対義語としてしばしば使われる「愚か」とは何かについても考えます。

 

「頭がいい」と一言に言ってもいろいろある

遺伝子解析サービスを提供していると、よく「頭の良さは遺伝子で決まっているの?」と聞かれることがあります。ある程度遺伝要因の影響がありつつも、後天的な要因も大きいものです。そもそも「頭がいい」という言葉を聞いたとき、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか。学生時代であれば「テストで高い点数をとること」と考えたのかもしれませんが、社会に出ればそれだけではないことを実感されるのではないでしょうか。そこで今回は「頭がいい」とは何か、について深堀っていきたいと思います。

テレビなどでは、「頭がいい」ことを「IQが高い」こととして紹介することがよくあります。数値化できてわかりやすいのでIQを指標にしていると思いますが、頭のよさはIQだけで測れるものではありません。

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