著者

岩渕潤子

あなたは子どもや孫たちに自分のデジタル・クローンを遺したいですか?

2021/11/17 08:56

クローンを作ってもAIに受け継がれないものは必ずある…

 先週のコラムでは、不死の定義はテクノロジーの進歩と供に変わってゆくのかについて取り上げたところ、VRの開発をやっている方たちからとても真摯なコメントを頂いて、いつになく手応えを感じました。やはりテクノロジーの進化とともに人のあり方、記憶の継承、さらには哲学的な死生観も変わって行くのかな…ということをその後ずっと考えています。

 

 私が提示した「近い将来、人類はデジタル空間で生き続けることになるのだろうか?」という問いかけに対して、VRのソフトウェア開発者の方からデジタル・クローン/アバターが永遠に存在し続けることは「自分と言う生命が死んだあとに自分のコピーが居るだけのことであり、生き続けることにはならないと思います。意識は継続しないからです」というパラグラフで始まる長いコメントを頂きました。「意識は継続しない」という点は、私も折に触れて考えていることで、死を迎えた人の思考はその時点でストップするので、

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